平和 のバックアップ(No.2)

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【概要】
『平和』の「天乃発声(アマノハッセイ)」
神の威光を背負い、神に囚われたバケモノ。
たおやかな年若い女性の様相。普段はシスターの衣装を着ている。

その名は世界そのものを脅かすには威厳がない。しかしあり方は他のバケモノとなんら遜色ない危険性を持つ。
彼女は世界が平和であることを強制させる。争いを根絶し、血を流すことを拒絶し、闘争心すら収奪する。
争いを無くすには争いを生み出す生物がいなくなることと考えており、その真理に至るまで徹底的に世界を輪廻させる。すべての生命の牙をもぎ取ることで諍いの原因を失わせてしまうことが本質である。
結果として残るのは種の進化、保存、促進を取りやめた生物。皆が穏やかに死へ飛び立つ理想郷と成り果てる。

『平和』のバケモノはその気質から穏便な解決を望む性質にある。
かつて神と争いを続けていたが、互いに停戦協定を結び、すべての神とすべてのバケモノを根絶するべく"神"の下に付いた。
表向きには神がバケモノを捕らえ、従えているとされている。

【性格】
あらゆる命令において私情を交えた愚痴を零しても最終的には肯定する。
自身がどれほど強大なバケモノで、相手がどれほど矮小な存在あっても叛逆行為に至ることはない。
自らに向けられる言葉は甘んじて受けるべきであり、茨の道であっても突き進むことを由とする。
敵味方問わず論理さえ破綻していなければ頼みを断ることもしない。
普段は積極的に他の世界に干渉する事は無いが、たまに下界にやってきては人間に対し恩寵をもたらす。
人がよくシスターとして献身的に振舞っているものの、バケモノとしては型落ちである為そのことを気にしている。
世界を喰らうことには忌避しており、喰らうことも食らうことも己の苛む要因となっている。
目下の野望は「バケモノと神を根絶させることで真の平和を広める」ことと胆力はあるらしい。

【モチーフ】
中国神話における天そのもの。または天よりの命を全うする天子。
あるいは仏教における天道の具現。

【能力】
・神の写し身
神の代弁者として、神の意を解する宣告者として神性を与えられている。
この能力がある限り、彼女は神に限りなく近いバケモノとなる。
逆に言えばバケモノとしてのスペックは神の影響で劣化しているともいえる。

・洗礼
神に近しいバケモノであるからこそ得た能力。神と手を結んだことでそのあり方が変質している。
自らが放つ汚染のベクトルを変え、汚染している対象やバケモノを浄化させる。
既に染まりきった血族、眷属などは浄土へ召され、染まりかけであれば現世に留めたままとなる。
この能力は世界のぶつけあいが個人単位で行われており、単純にランクの低いバケモノの汚染であれば自らの浄化が打ち勝つ。

・饕餮
バケモノとして本来所有している能力。
魔を祓う能力。安穏を乱す者を喰らうことで平和を齎す。
自身や世界そのものを対象に迫り来る――あるいは迫る意思を持った魔(害悪)を喰らう。
発生しうる未来を見通すことで害あるものを断つ最善の手を講じることが出来る。
この他にも四凶三柱の権能を所有しているが、神の手により拘束されている。

【世界】(ランクC+)
残照と神の奇跡が降り注ぐバケモノにあるまじき楽園。桃源郷。理想郷。
世界のルールは「すべての世界に光あれ
この世界では悪行も暗部もすべてが白日の下に曝され、貧富や人種、種族を問わず平等に輝きを与える。
争いごとは全面的に禁じられており、踏み込んだ者は生物の持つ競争心、闘争心を剥ぎ取られ、根源的欲求はすべて日輪に焦がれて何もしなくなる。
無理やりにでも不徳を働こうとした者は神であれバケモノであれ強制的に存在を消滅させられる。

【血族・眷属】
現在は存在しない

【他のキャラクターとの関係性】
伝承 神との停戦の際に立ち会ったバケモノ。彼女を監視している。

【備考】
神とバケモノは本来敵対する絶対前提があるが、2人共壊れかけており、互いを受け入れている。
神は自らの創造物を壊すバケモノを何より忌避する。捕らわれとはいえ他の神は当然ながら良い顔はしない。
本来の名の読みは「あますなわちこえをはっす」と非常に長くなる。
神がバケモノとしての能力を抑制するために名を奪い、新たな名を与えた。
元々は人間として修行していた僧であり、人々に慕われる仙人を夢見ていた。

【プレイヤー】
えーや