侵蝕Last-modified: 2020-09-23 (水) 17:08:38
バケモノが世界を解放し、その効果範囲内に存在する万物を取り込む行為の総称。 効果範囲はバケモノの規模に比例し、小規模であっても島一つ分を己の世界を取り込み、大規模なバケモノならば一度の解放で複数の世界を喰い滅ぼす。 いかなる状況であっても瞬時に発動可能な行動であり、発動を妨害する手段は存在しないが、一度侵蝕をすればバケモノ自身も侵蝕を止める事はできない。 また、解放後はバケモノの世界が露出した状態であるため、この状態となったバケモノの世界が完全に破壊されれば、バケモノは滅び去って二度と復活する事はない。 効果範囲内に他のバケモノの分神があった場合、分神側のバケモノは任意で逃げる事も侵蝕をし返す事も可能。 この時、取り込まれた側のバケモノによる浸食の範囲内にまた別のバケモノの巣があった場合も同様に強制的に侵蝕が発生するため、小規模のバケモノによる侵蝕が起因となって連鎖的に侵蝕が発生し、複数のバケモノによる喰い合いが発生する事も在り得る。 この連鎖的な喰い合いは、巣を巻き込まなければ強制的に発生する事はないので、規模の小さいバケモノ同士であればそう起こる事はない。 だが、世界を瞬く間に消滅させて取り込む行為は世界を創造・維持する神を始め大多数の生物にとっては許し難い事である事は言うまでもなく、また頻繁に侵蝕を繰り返すバケモノは巣を荒らされたり、連鎖的な侵蝕を警戒して排除にかかる事もある。 |